貴乃花親方が当選すると思う三つの理由

いよいよ本日、日本相撲協会の理事戦ですね。
マスコミでも、いろいろな人に 口角泡を飛ばしています。

そんな中。

私は、貴乃花が理事当選すると見ています。
理由は三つ。
相撲

信念がある

相撲協会をコントロールしているとはとても言えない、八角理事長。
あっちにこっちに右往左往していてオロオロしている姿は記憶に新しいことです。

一方、自分の信念を貫く貴花田。
言いすぎないことで、反対意見も言われていますが、言動は一貫しています。

どちらが理事長か分からない程、二人の差が広がって見えます。

親方は自分で投票する訳ですが、その後ろには力士をはじめ、後援会やその他の人が大勢います。
特に、白鵬のエルボースマッシュの被害にあった力士達は、横綱をコントロールできない相撲協会に辟易としていることでしょう。

賛否両論はもちろんあると思いますが、今回相撲協会に正義がないと思っている人がたくさんいると思います。

積み上げ過ぎた石は崩れる

勝負を盤石にしようとすればするほど、石を高く積み上げるものです。
しかし、高く積み上げすぎた石は簡単に倒れます。
その事に気が付かないのは、石を積み上げている張本人です。

高砂一門、時津風一門の得票の読みは、当確ラインの10票を大きく超えています。
結束は固いと言われていますが、自分が入れなくても。。。と考える親方がいても不思議ではありません。

しかも、投票は無記名。
裏切りものが晒されません。

判官贔屓びいきの日本人体質

貴乃花は、今回の理事選を非常に戦略的に戦っていると思います。
一番大きな要因だと思いますが、負け戦の戦いに挑む人VS権力者の構図。

これって、小池百合子さんの事と全く同じです。
都知事選挙の際、小池百合子さんは政界からいじめられる弱き者でした。
そのせいで、希望の党は大勝したのです。

ところが、希望の党が大勝した結果、小池百合子さんが強者になってしまった。
強者の姿を見せた瞬間、人の心を離してしまった。

自分は1票でいい。
という圧倒的弱者の立ち位置。

そこまでの覚悟で出てくる貴乃花、他の親方が同調しないでしょうか。

こういう時に、押さえつける力を使えば使うほど離反者が出るのは自然の流れです。

まとめ

今この記事を書いている時間は、14時24分。
あと30分から1時間で結果が我々の知る所になります。

当選しても理事として認められなかった場合、落選した場合。
どちらの場合でも、民事裁判を提訴しくだんの暴行事件の件、理事解任無効の件、二件同時に争うのではないかと思います。
事実が白日の下に晒されれば、下手をすると理事全員辞任で再選挙というようなことが行われる可能性もあります。

私の予想が当たるか当たらないか、神のみぞ知る所ですが貴乃花親方にはぜひ当選してもらって、日本の国技の発展の為に活躍してほしいと思います。

2月7日追記:予想に反して落選してしまいました。

要因はいろいろあると思いますが、直前になって無記名投票が変更になり、誰が誰に入れたのか分かるようになったという情報が入りました。
つまり、裏切り者をあぶりだすことが容易になったということです。
この影響はとても大きいと思いますが、落選は落選。
予想が外れました。

外した予想ついでに、今後を予想してみたいと思います。

民事訴訟が始まると思います。
暴行事件によるものと、理事解任についての二本。

真実を世間に晒せば、関係理事総辞職なんて事も現実的になるかもしれませんからね。