CMは企業が消費者を○○するための手段
NO1と言うCMがよく流れています。
そう思いませんか?
私がさっき見ていたのは、麦のジャンルナンバーワンと言うCMです。
このNO1と言うのは一体何のNO1なのか?ここ見ずして語れないと思います。
情報弱者はNO1と言えば、1番売れているもの、1番おいしいものだと言う勘違いをします。
本当はどこにあるのか?
実は、これが結構マチマチなのです。
多くは、課税数量でカウントしています。
課税数量とは、出荷した数量を税務署に届け出た数です。
この数量には、卸したお店に残っている(在庫)も含まれています。
カンタンに言えば、売れてないのに売れたことになるという摩訶不思議な事態が起こっているのです。
もう一つ。
NO1を謳っているのは、他にもあります。
麦のジャンルNO1を謳っているメーカーがあります。
いかにもその特定銘柄のビール(らしきもの)がNO1と誤認しそうですが、よくよく見ると、その特定の商品ではなくそのメーカーが発売している「麦のジャンルの合計出荷量」がNO1だったというものがあります。
消費者をだますようなやり口。
私の大嫌いなメーカーなので非常に腹立たしいです。
話が前後しますが、課税数量NO1と言うのはひいては営業力。
もう少し下な言い方をすると、値段を安くして数値を上げることができるわけです。
その結果、出荷量が一番だとしてもそれは品質のNO1でもないし、味のNO1でもない。
称号だけです。
情報弱者の脳に一番という印象だけが残り、あのビールは1番良いビールだ。という勘違いをするわけです。
日本で1番売れているビールはアサヒのスーパードライだと言われています。
しかし私に言わせればスーパードライと言うビールは飲めたものではありません。
もちろん、これは私の個人的な趣味嗜好です。
私はビールはベルギービールが1番好きです。
麦芽のザラッとした感じが、あぁビールだと思えるから。
そういう意味では日本のビールはどれも薄くてあまり好きではありません。
ただ日常生活を考えると、ベルギービールを毎日飲むのは高いのでやはり国産のビールを飲まざるをいません。
その中で1番気に入っているのは、プレミアムモルツの香エールです。
日本で1番売れてるビールはスアサヒのスーパードライかもしれませんが、私の中で1番はプレモルの香エールなのです。
入ってくる情報を鵜呑みにするのではなく、それが本当に美味いのか?
CMは企業が消費者を洗脳するための手段です。
自分基準を持つことが大切です。