日本料理 梅林
友人に招かれて創業約80年の老舗「梅林」さんにうかがいました。
一言で言うと、贅沢の極み。
3キロ以上のトラフグ、ズワイガニ、明石のタイ等、全国から一級品を取り寄せた晩餐。
写真でしかお伝えできず残念ですが、ご堪能いただけたら幸いです。
全10品と品数としては普通ですが、食材のレベルが普通じゃない。
まずは雲子酢味噌かけ
タラの白子と言えども、相当レベルの高い素材を使っています。
ねぎの程よい苦さと甘い白子を橋渡しするのはまろやかな味に仕上げた酢味噌。
本日の食材です。とお持ちいただいた新鮮な魚介類。
このトラフグは「これと同じサイズです」といういわば見本。
本日いただくのは捌いてから三日寝かしたもの。
ほのかな甘みが口に広がる車えびの寿司をいただき、腹ごしらえをします。
「お造りの為のワサビをご用意します」と言って持ち込まれたのは、サメ皮、、、ではなくエイ皮。しかも巨大。
クリーミーにすり下ろされたワサビは、刺激が1ミリもなくワサビの清々しい清涼感だけが残されていました。
お造りはまず「カツオ」「アジ」
個人的には、ワサビでいただけるお造りだけでも良かったかなと思う位、ワサビが絶品でした。
三日寝かした天然のトラフグは、、、言葉を失う位、高貴なお味でした。
天然トラフグの白子柚子味噌焼きは、写真を撮り忘れる位絶品でした。
身がギューッと詰まった松葉ガニの酒蒸し
むさぼるように時間を忘れしゃぶりついてしまう、トラフグの兜焼き。
おおぶりの牡蠣を惜しげもなく、磯部揚げに。
磯部にしない方が牡蠣の甘みを感じることができたのではないかと思いましたが、サクサクとした触感の中に牡蠣の柔らかな身があふれてくる新体験をさせてもらえました。
〆のタイ炊き込みご飯。
ほくほくとした銀杏のアクセントも良かったですが、何といっても厚みのあるタイの身が最高でした。