子供に無駄なオモチャを買わせないようにする方法
子供はとにかくオモチャが大好きですよね。
ちょっとスーパーに行けば、おまけ付きのお菓子を欲しがるし、お祭りに行けばピカピカ光るブレスレットやサーベルのようなものを欲しがる。
水族館に行けば、普段なら買わないであろうぬいぐるみを欲しがる。
思い出を作るための投資なのか?それとも浪費なのか?
レジャーの言う名の消費なのか?
なかなか難しいものです。
あなたのお子さんはいかがでしょうか。
ウチの家庭の話てす。
小学校二年の娘。
娘の部屋が汚いのです。
娘の部屋といっても、広さは三帖程度のいわばサービスルーム。
部屋に入ると右手に学習机。
左手と正面ににオモチャ置き場という配置。
オモチャ置き場の前には、バックを掛ける事ができるポールが置かれています。
学習机は平板が見えないほど、オモチャやお絵かきの紙、折り紙、学校のテスト、宿題などが幾重にもかぶさっています。
オモチャ置き場はまるで不法投棄の現場か?
と思うほど、乱雑な状態。
一番下のマイメロディちゃんハウスは、その上に乗せられたオモチャの荷重でプラスチックか苦しそうにたわんでいる始末。
抜いだ服や遊びっぱなしのオモチャで床は一面覆われています。
ポールにはそのスペック以上にものが掛けらていますが、不思議なバランスが取れています。
しかし、複雑に絡み合ったバック同士が邪魔をして、一番奥のバックは取り出し不能状態。
そもそも、小学2年でこんな量のバックが必要なはずもない。
実は私の妻。片付けがまるでダメ。
当然、娘にも教えることができないのです。
あまり教育には口出ししないのですが、見るに見かねる状態。
妻に文句を言って片付けをさせても根本的な問題は解決しないので、子供が学校から帰ってくるのを待ってカミナリを落とす計画。
と、同時にある事に気がつき、あぁ!これは良いチャンスだと思いました。
娘が学校から帰ってくるや否や、娘と片付け開始。
とその前に娘に質問。
「この部屋は綺麗だと思うか、汚いと思うか?」
娘は「普通だと思う」という。
私「しゃぁ、この部屋の写真を撮って、学校でみんなに見てもらおうか?」
その言葉で観念した娘。
自覚はあるようです。
お友達を呼べるお部屋にしようねと、未来像を与え、モチベーションをあげる。
準備ができた所で片付け開始。
片付けの基本は一にも二にも捨てる事。
いらないもの、いるものを娘に判断させ、不要なものは次から次へと捨てる、捨てる。
出たゴミ袋は合計6個。
次は整理整頓。
勉強のもの、遊ぶもの、それぞれを仕分けし、置く位置を決め、片付けて行く。
よく使うものは手前、滅多に使わないものは奥へ。
これも基本。
三時間かかり片付け完了。
すっきり整理整頓された部屋は見違えるほど。
さてこれで終わり。
ではなく、今回の1番の目的。
ゴミの山を指し、あれはゴミの山だよね。
お前の部屋にはあれだけのゴミがあったってこと。
つまり部屋がゴミ箱ってこと。
いらないものはすぐ捨てる。
取っておいても、部屋が使いにくくなるだけ。
これから学校から帰ってきた時に、いらないものはそこらに置かず捨てること。を約束させる。
そして、今回の核心。
あのゴミの中には、お前が欲しいと言って買ったオモチャがたくさんあるよね。
お前が欲しいと言ったものが今はゴミ。
つまり、お父さんはお前のためにゴミを買ったんだ。
買ったものはいつかゴミになるということ。
だから、物を欲しいと思った時には、いつかゴミになる事を考えて買うんだよ。
これが今回、娘に一番伝えたかったことです。