息子にお金の教育
高校一年生の息子に私がしている教育。
それは、お金の教育です。
現在の義務教育では、お金の知識についてまったく教えません。
教えないどころか、「お金は汚いもの」的な教育がまかり通っています。
その証拠に、父親の年収を知らない子供が圧倒的多数です。
子供の学費がいくらかかっているのか知らない子供がほとんどです。
我が家では、私の年収も子供の学費も貯蓄の額も全部公開しています。
家族で外食に行く際、食事代は全部私が払っていますが、食事代も公開しています。
何故なら「この店にこの人数で食事したらいくらかかるか?」という知識を知ることは、大人になるにあたり必要なことだけからです。
息子は高校生。
いずれ、彼女ができてデートもするでしょう。
どの程度の店に入ったら、いくらかかるのか?
逆に、お金を払うレベルとお店のレベルを知っておくことは必要です。
そして、値段と味のレベルを知ること。
我が家では、ファミレスで食事をすることはありません。
添加物も含め、食の安さは危険。
食の安さと安全はトレードオフです。
話がそれました。
夕食の際息子に「いくら持っていたらお金持ちだと思う?」という質問をしたら、息子は100万円と答えました。
高校生らしい普通の答えで、少しつまらなかったです。
ちなみに、小学校一年生の娘は1,000円と答えていました。
私立の高校に行っているので、アルバイトができませんが、本人はしたいようです。
現在神奈川県の最低時給は930円。
100万円貯めるには、1076時間働かなければ得られないお金だと話をしました。
1日3時間働くとしても358日かかる計算です。
誤解のないように書いておきますが、働くことが無駄なことだという話ではありません。
私の使っている証券会社の内の一つの管理画面を見せ、株、FX、投資信託の含み益、総資産を見せ、不労所得の重要さを話しました。
そして、その不労所得の源泉となるものは、労働所得だと。
労働所得は不労所得の入口であることを今回は息子に伝えました。
本当は、息子にニーサをやらせたい所なのですが、トレダビというバーチャル株取引サイトがあるので、それを紹介しました。
元手をどれだけ増やすのかゲーム感覚でできるので、何故、株が上がるのか?なぜ株が下がるのか?
経験値を積むことができるでしょう。
本当の株をやるまでの間の練習です。
大損して興味を無くすか、大儲けしてどっぷりハマるか分かりませんが(笑)
予想では、最初のうちは毎日毎日上がったり下がったりすることから目が離せないでしょう。
そしてゲームですから、ハイリスクハイリターンの取引をすると思います。
リスクは実損になりませんから当然です。
リセット機能がついているので、やり直しできますしね。
やっている内に、ゲーム上でいくら利益が出ても実利益にはならないので、リアルな投資の世界に入ってくるでしょう。
ちなみに、楽天さんからもらったインゴット3枚。
さっき息子に1枚あげました。
金1gでいくらすると思う?
と聞いた所、500円?という見事な回答。
7,000円位というと目を白黒して驚きと同時に、嬉しさ100%の顔を見せてくれました。
楽天ポイントでタダでもらったという事も教えたことは言うまでもありません。
良いプレゼントをしたと思います。