労働所得で無駄遣いする人は金融リテラシーが低すぎる残念な人達
労働収入という収入は、自分の労働力、自分の時間を換金していることは今更言うまでもありません。
つまり有限なものを使ってお金を生み出しているのです。
有限なものを使っている訳ですから、永遠に続く収入でないことも分かります。
労働ができなければ収入が途絶えることは火を見るよりも明らかです。
しかし、多くの場合昨日と同じ明日が来るという意識を持っているのではないでしょうか?
その為、給料が上がれば良い生活ができる。
給料が上がれば貯金もできる。
と考えている人が多く存在します。
一般的に給料が上がればその分生活レベルもアップします。
もちろん、収入が上がっただけ税負担も増えます。
ざっくりですが、年収300万の人の手取り金額は約235万程度です。
対して年収600万の場合、手取り金額は約440万。
年収が300万上がっているにも関わらず手取りは210万しか増えないのです。
しかし、意識は年収が2倍になっています。
この収入を得ている人が男なら、年収300万の時によって来る女性と年収600万の時に寄ってくる女性は全く違います。
当然、誕生日やクリスマスのプレゼントのレベルも変わりますし、デートで行くお店も変わってきます。
当然、住むところのレベル、も上がります。
労働所得とは不思議な所得です。
給料が上がれば上がる程、生活レベルが上がるのです。
一方不労所得は違います。
一見、不労所得の方が無駄遣いをしそうな気がしますが、そうではありません。
不労所得で得たお金は浪費に回ることが少なく、その多くは再投資に回ります。
何故なら、不労所得を得ている人であれば「複利の効果」を知っているからです。
労働収入がある内に不労収入を確保する。
労働収入がら不労所得の種に水を流し、育てることが必要です。
不労所得で日頃の生活費を賄う事ができれば、働かなくても暮らしていけるのですから。
不労所得で生活できるようになると、雇用されずにすみます。
働く必要もありません。
その地点にたどり着くまで複利の効果で資産を伸ばすのです。
例えば、
さくら総合リート投資法人(3473というリートがあります。
記事を書いている時点で、1口93,100円です。対して配当金は予定で6,030円です。
配当利回りは6.47%となります。
約15年半配当をもらうと93,100円になるのでもう一口購入でき、配当は倍の12,060円になり利回りは12.94%になります。
ルイヴィトンの財布は女性に大人気ですが、このリートと同じくらいします。
同じ93,100円の使い道。
片や毎年6,030円の収入が得られる買い物。
片や自己満足の財布。
どちらを買うと良いか?
言うまでもありません。
不労所得だけで生活できる上で、余剰資金が93,100円入るならヴィトンの財布を買っても良いですが、労働所得で買うのは愚か者の買い物です。
もちろん、普段の生活がありますから労働所得から支払わなければいけないことがあることも重々承知しています。
しかし、この記事に書いたような意識を持つか持たないかで、将来の生活は確実に変わります。