投資リスクどこまで想定するか?
貯金と投資。
もう、この言葉を聞くだけでちょっと嫌になります。
まるで、貯金は安全で、投資は危険と言わんばかりですが、全く違います。
貯金は安全資産ではありません。
毎日ニュースでは一ドル◯◯円とかやっていますよね。
1ドル100円の場合、あなたが持っている100万円は、10,000ドルです。
しかし、1ドル150円になったら、あなたの100万円は、6,666ドルにしかなりません。
逆に1ドル50円になったら、あなたの100万円は20,000ドルになります。
あなたは、見た目の100万円に安心しているかもしれませんが、実は毎日損したり、得したりしているのです。
このブログをお読みになっている人は、「俺は海外旅行に行かないから平気〜」なんていう幼稚園生並みの人はいないと思いますのでこの辺にしておきますが、いすれにしても
、貯金は絶対資産ではない。という意識がとても大切です。
貯金は絶対安全だと思っているのは、投資をしていない人だということです。
自分の資産は全て、変動リスクがある資産です。
さて、前置きが長くなりましたが本題です。
どうしたらリスクをヘッジできるか?
円安になったら?
海外資産を仕込んでおけば利益が増え、国内資産を仕込んでいる場合は損失が増えます。
円高になったら?
もちろんその逆にです。
インフレには不動産や株式が有利で、デフレには現金や国債が有利。
こんなリスクはまだ序の口です。
もし、戦争になったら?
もし、国債のデフォルトが起こったら?
もし、デノミが起こったら?
ここまで考え出したら、きりがありません。
隕石が落ちてきたら?
宇宙人が攻めてきたら?
太陽が爆発したら?
レベルの差はありますが、そんな心配をするのとほぼ同じです。
というか、心配しても解決しません。
そもそもそんな事が発生したら貯金だって無価値になります。
物々交換の時代の到来です。
「金」とか「銀」を庭に埋めておけばリスクヘッジになるかもしれませんが、北斗の拳のような時代になったら、とてもじゃないけど自分の金を守る自信がありません。
と言うわけで、国や証券会社が破綻する確率は低い。という設定で対処するしかないと私は考えています。
ただし破綻リスクはゼロではないので分散は必要ですが。
ザックリし過ぎた話かもしれませんが、世の中のお金は10種の資産をグルグル回っているに過ぎないので、バランスよくポートフォリオを組めばいいってことです。
ちなみに10種類の資産とは、
国内、先進国、途上国の株、不動産、国債の9種類プラス資源の事です。
投資はその時、下がっている資産を中心に買い進めばOKと思っています。
長期的に見れば株価は、上がるに決まっています。
なぜなら、日本は人口減少していますが、世界的に見れば人口は増加しています。
企業の系効率も上がっています。
これで上がらない方がおかしいですよね。
国債に関しては、平均金利を鑑みればどうなるか必然です。
少し話がずれましたね。
リスク回避をするためには、「どんな世界情勢になっても、耐えられるポートフォリオを組む」以外にないと思います。