安いものを探して買うと貧乏になる本当の理由
「一円でも安いものを買いたい」これは当たり前の欲求ですよね。
しかし、これは貧乏への始まりです。
何故、安いものを買うと貧乏になるのか?
安物買いの銭失いという言葉がありますが、そうではありません。
安いものを探す時にする行動を考えればすぐに分かります。
アナログの場合、近所のお店を数件回り、販売されている価格やついてくるポイントを把握しますよね。
デジタルの場合、いろいろなサイトを見て、安い価格を探します。
価格コムなどのサイトもありますが、筆者の経験で言うと、必ずしも安くない。という経験があります。
ここで「あぁ!なるほど」と思った方は金銭感覚が鋭いですね。
もったいぶらずに書きましょう。
一円でも安いものを探しすための「時間」と「手間」はどれだけかかっていますか?という話です。
アナログの場合、いろいろなお店を回るための、ガソリン代、電車代なども含まれます。
そして探すために投下する時間もです。
デジタルの場合も同じで、送料の有無まで調べるのは非常に面倒で手間がかかりますし、初めて購入するお店では、クレジットカードの番号や、住所の登録をする必要があります。
クレジットカードの番号などは、悪用されることもあります。
特に激安店は注意が必要です。
聞いた話ですが、クレジットカードの番号を集めるために激安で売るお店も。
コワいですね。
数千円安くても、全く割に合わないことが分かると思います。
特に「時間」を考えると、「一秒でも早く買える」ほうが、圧倒的に経済的価値があります。
日本の最低時給は東京の932円~沖縄の714円です。
経営の指標で言うと、時給の三倍の売り上げが損益分岐点ですから、1時間かけて安いものを探すと、2,142~2,796円に相当します。
一方的な視点で書いてきたので、時間をかけても安いものを探す価値のあることについても触れておきましょう。
高額なものは、時間をかけるだけの価値があることもあります。
例えば不動産。
1週間まるまる時間をかけたとしても、数百万安いものが見つかれば経済的価値はあります。
レベル感はだいぶ下がりますが、車も同様です。
そうそう、生命保険も時間をかけて検討するべき買い物です。
決して、知り合いが保険屋さんだから。。。という理由で加入してはいけません。
ほとんどの保険セールスマンは、自社以外のもっと良い保険があることを知っていても、自社の商品を進めます。
自分では他社の保険に入っていたとしても。。。
買い物をする場合は価格も大切ですが、それに投下する時間、手間がもっとも重要です。