純金積立か金ETFか
今、私がこっそりと積立している金と銀。
マンガの話ではありません。アレは銀と金か。
人の心のスキを突くマンガ。
福本伸行先生の大ファンです。
・・・どうでもいいですね。
金と銀は、マネックス証券で積立をしています。
始めた理由は、購入時の手数料が安いこと(2.7%)と、年会費がゼロ円であること。
金、銀、プラチナの積み立ては、購入時の手数料と年会費の二つのコストがかかります。
両方かかる場合もあれば、片方しかかからないものがあり、また、月の積み立てにより損得がでます。
記事が私の備忘録なので、私の場合の話を中心に書きます。
マネックスの場合、毎月1万円積み立てると3,240円のコスト。
年会費は無料。
従って、購入を止めて、積み立てた金属を放っておくと・・・
コストはかかりません。
出来れば、これをもう少し安くできないかなぁと考え調べてみました。
これが出発点。
直ぐに出てきたのが、KOYO証券。
購入時の手数料がなんと無料!
年会費が1,500円ということでぶっちぎりに安いです。
但し!
積立を止めたとしても、年間1,500円のコストが必要になります。
逆に言えば、積立を続ける場合は、1,500円のコストだけで済むわけです。
止めないのならいいですね。
マジか。。。
KOYO証券に変更すっか?と考え出したその時!
この証券会社の保管方法が「消費寄託」であることに気が付きました。
消費寄託?
金の保管方法は、消費寄託と特定保管という二種類があるようです。
恥ずかしながら初めて知りました。
前者は、積み立てた金の所有権は自分ではなく、積立会社にあり、預託者は返還請求権しか持てません。
つまり、一般の債権者と同じ立ち位置だということです。
なにわ金融道というマンガで、一般債権者は債権額の1割程度で債権を売っていましたが、そんな事になったら恨んでも恨み切れません。
一方、特定保管の場合は、販売会社の資産とは明確に区分され管理されていますので、倒産時の心配がありません。
てるみクラブではありませんが、あまり安すぎる会社には注意が必要です。
この時点で、KOYO証券はダメか!?と思ったのですが、「じゃあマネックスは大丈夫か?」と思って調べると・・・
見事に消費寄託でした。。。
楽天証券、三菱商事、住友金属鉱山、住信SBIも同様。
では特定保管している会社は?
探しましたよ。
徳力本店、石福金属興業、田中貴金属工業がヒット。
傾向として見えて来るのは、特定保管している会社は、自社で保管しているので、運用ができずその分コストが高くなる。
消費寄託している会社は、自社で運用しているので、その分コストが安くなる。ということです。
トレードオフの関係なんですね。
消費寄託については、会社の規模がそこそこあればリスクも少なくなるので、それほど気にしなくてもいいかと思います。
さて話を戻します。
金の積み立てコスト。
次に安いのが田中貴金属工業。
年間の総コストは3,000円です。
但し、これは毎月10,000円の場合で、積立金額が少なくなると、割高になるようです。
逆に毎月50,000円の場合は、1.5%で9,000となり割安になります。
特定保管の割に手数料が安いですね。
ちなみに月3,000円の積み立ての場合だと、マネックスと楽天が一番安いようです。
さてETFです。
今回なぜETFを検討しようかと思ったかというと、ETFの場合、私が使っている、カブドットコムと住信SBI証券で代用有価証券として、FXの担保になるからです。
で調べてみると。。。
ETFって全部信託報酬がかかる。
当たり前と言えば当たり前ですが。。。
金価格連動型上場投資信託(1328)0.52
SPDR ゴールド・シェア受益証券(1326)0.42
ETFS金上場投資信託(1672)0.4095
純金上場信託(金の果実)(1540)0.42
国内金先物価格連動型上場投信(1683)0.4275
一番右の数字が信託報酬割合です。
分配金が出るのは1328と1683。
金現物の裏付けがない銘柄です。
報酬がかかっても分配金がでるならそれでカバーすればOKです。
で、早速しべたところ、分配金。どちらも出ていないようでしたorz
ということで、結局ETFはボツ。
マネックスで継続するか、田中金属に鞍替えするか?
という問題です。
が、結局、楽天にしましたw
楽天は元々証券口座がありますし、この記事を書いている時点で積立キャンペーンを開催。
積立1,000円ごとに10ポイント付きます。
私の場合は、毎月25,000円積み立てていますので、250ポイントが3カ月つきますから、750円のポイントゲットです。
何故これだけならちょっと得する話なのですが、これ以外にもっと魅力的なことを見つけたので、試してみたいと思います。