大量の経営者失格者たち
お願いしてもいないのに、一流の人が手間隙かけて作ったものが、タダで使える。
考えてみれば、すごいことだと思いませんか?
私の記憶が間違っていなければ、タダの始まりはPHS。
無料で配っていました。
もちろん私も、もらいました。
使って初めて分かりましたが、当時は車の移動が多く、プチプチ切れるピッチは使い物になりませんでしたがw
時は変わって現代。
無料で使えるものが溢れてます。
知らないことはグーグルくんが教えてくれ、写真もグーグルくんが保管してくれます。
自宅から数百キロ離れた知り合いとは、ラインやフェイスブック、スカイプでコミュニケーションを無料で取ることができます。
昔は、ちょっとした市に、新聞の折り込みチラシを巻くのに7万部で30万ものお金をかけていましたが、現代では30万円もあれば、日本全国に宣伝できます。
無料メディアを使うか使わないかは、個人の自由です。
しかし、ことビジネスにおいて、使わない理由はありません。
落ちているお金を拾わないのと同じ。
もちろん、ビジネスの全ては無料メディアで完結しませんが、少なくとも会社の利益を上げるチャンスがあるのに使わない経営者は、株主から見て失格です。
よく誤解されやすいですが、経営者と株主は別物です。
世の中の大部分の会社が、経営者イコール株主となっていますが、明確に立ち位置が違います。
例えば、
経営者が私的に使った費用を経費で落とす事はよくある話ですが、株主の立場からみれば、立派な横領です。
株主からみれば、儲かる手法があるのに使わない経営者はどうですか?
失格ですよね。
無料メディアを使わない経営者の多くは、難しくてよくわからない。とか、やってみたけど成果が出なかった。
と言う人がいます。
はっきり言いますが、経営者がその程度なら辞任すれば?
と思います。
自分が分からなければ、分かる人を雇えばいいし、社員を育成する方法もあります。
自分も勉強しない。
社員にもやらせない。
これでも経営者か?と言いたくなります。
私に言わせれば、今時「携帯の使い方分からないんです」と言っているのと変わりません。
企業の株主になると、「株主目線」も自然に出てきます。