サラリーマンは老後必ず破たんする
勝ち組サラリーマンと負け組サラリーマンこんな言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
私の主観ですが、圧倒的に負け組サラリーマンが増えます。
年金75歳選択制が28年中にも閣議決定される見通しです。
「健康長寿社会」「一億総活躍」「働き方改革」など耳障りの良い言葉を並べていますが、これは端的に言えばもっと働け。ということ。
現行では、働けば働く程年金は減額されます。
つまり、働かせておけば年金を支給しなくてもすむのです。
しかし、定年は75歳ではありません。
ということは、定年後に第二の就職活動をする必要が発生することは考えるまでもありません。
ぼーっとしてサラリーマン人生を送ってきた人にとっては地獄の老後が始まるでしょう。
「俺は、75歳ではな60歳から年金をもらうよ」という人も安楽ではありません。
75歳選択制年金制度は、イコール60歳支給は減額するよ。というメッセージが当然あるからです。
下手をすると、というより、自然に考えればあと数年もすれば60歳から年金支給をする制度が無くなると私は予想しています。
今のところ、筆者の予想でしかありませんが、10年以上の年金加入で支給する緩和政策も、イデコもそして今回の75歳選択制も制度を見れば、年金制度が崩壊直前だという事に他ならないと思います。
残業もせず、自己投資もせず平々凡々と暮らしてきたサラリーマンにツケが回ってくることになるでしょう。
制度が変わると、マスコミが街角でアンケートを取り報道します。
番組の意向に沿った意見がメインで流されることは想像に難しくないのですが、それにしても「制度が変わって困る」という人は、全国的に自らの恥を晒しているのと同じです。
今起きていることから予想されることは、おそらく10年もすれば当たり前になります。
現時点でも介護保険の値上げや年金の減額はありますが、その予兆は10年も前からありました。
未来予想力が不足しているにすぎません。
「今の時間は死ぬまでのカウントダウン途中」という意識があると、10年後、20年後の自分がどうなっているのかを決めるのは、今の自分でしかありません。
ポケンモンGOなんてやっている場合じゃないです。
「明日自力で稼ぐ手段」を持たないと死んじゃいます。本当に。
貧乏な人程、目先の金を求めます。
犯罪に走る人などは、その最たるものじゃないですか。
今の金は、過去の積み重ねからしか生まれません。
宝くじのあたる確率が1000万分の1と言われてますが、宝くじを買う努力(過去の積み重ね)を考えれば当然の確率かもしれません。
今、努力していることはもちろん今日の生活を生きていくための努力も必要ですが、それと同じくらい、10年、20年先のための努力も必要です。
その証拠に、お金持ち程中長期的な利益を考え、求めます。
株にしても短期的な上げ下げなど見向きもしません。
短期的な上げ下げに目を白黒させているのは、デイトレーダーですよね。
資金に余裕がないから、目を白黒させるのです。
若干話がずれましたが、今回のタイトル「サラリーマンは老後必ず破たんする」は少々煽りのタイトルです。
サラリーマンという言葉は比喩的表現で使ったのですが、明日のために投資ができない代表的な属性「サラリーマン」という意味で使いました。
1か月のおこずかいが3万とか5万程度では、人脈形成もできないし、将来のための自己投資もできません。
昼飯だけで月に2万程度必要ですからね。
というような事を書くと、「俺は節約して月1万で昼飯をやりくりしている」という人がいますが、節約すればするほど失うものがあることを知らぬ人です。
「人を連れていけるお店を知っている」という要素も自己投資の一部ですからね。
いい大人が、ちょっとご飯をといって連れて行くお店が、ガストや鳥貴族では話になりませんからね。