どんなに勉強しても満員電車を避けられない。勉強なんてその程度
北というか極点に近いエリアに住んでいる人は冬の間、働かないで生活をします。
一年の内で半年もの間、働かなくても生活ができるって結構いい生活だと思いませんか?
何故、半年もの間働かなくても生活ができるのか?
答えは簡単。
夏に働くお金で一年分儲かるから。
これに尽きます。
食料だってそうですよね。
保存ができる食料を夏の内に仕込んでおいて、冬に食べます。
北国の食材の塩気が強いのは、保存しなければいけないからなんですね。
一方逆はどうでしょう?
南。というより赤道の近くですね。
年中暖かいですから、食べ物もある。
外で寝ていても死なない。
北部と違って生命の危機はありませんから、必然的にゆるい生活になりますよね。
さて前置きが長くなりました。
地球上のどの部分に住むかは、その人が決めることができますよね。
厳密に言えば、国ごとにビザの取り方が違うので何でもかんでも好きなようには行きませんが、少なくとも生まれた国内のどこに住もうが自由です。
北朝鮮でも同じことができるか知らんけど。
日本のブログなので、日本に居住することを前提として書いてありますので念のため。
毎朝東京に通うために満員電車に乗っている人。
この中で、「満員電車大好き~!!!」っていう人はおそらくチカンだけですよね。
99.999%の人は、「満員電車なんて大っ嫌い」と思っているハズ。
満員電車大嫌いと思っているにも関わらず、満員電車に乗っているのはなぜか?
端的に言えば、「自分の人生をコントロールできていない」って事です。
どれほど勉強してきても、満員電車で揺られる生活を避けられない。
むなしいですね。
前述した通り、日本のどこに住める自由があるにもかかわらず、満員電車に乗ってウンウン唸りながら通勤しなければいけない場所に住んでいるのはなぜか?
この疑問を真剣に考えている人ってどのくらいいるんでしょうか。
私自身は、20年程度前から満員電車とは無縁の生活を送っています。
もっとも、車で10分ほどの会社に勤めていたという理由もありますが。
十数年前に退職して、自分で会社を経営しています。
半年前に引越しをして、電車通勤になったのですが、朝の満員電車。
本当に気の毒に感じます。
現在のオフィスは下りなので、朝の時間でも余裕で座ることができますから苦になりませんが、上り電車に乗っている人は皆疲弊しているように思えます。
「満員電車に乗ることが当たり前」という思考を外して考えるとどうなるでしょうか?
一番手っ取り早いのは、「会社の近くに住む」ということでしょう。
若しくは、「自宅に近い会社で働く」ですね。
「近い」というキーワードはとても重要です。
移動距離が短いほど、時間を有効活用することができます。
私は、現在1時間程度の時間を要しますが、その移動時間でやることはたくさんあるので、全く無駄になっていません。
どこに住むかという自由があるのに、権利を行使せず満員電車に乗るという矛盾。
都内特別区外から、特別区への通勤者は333万人とのことです。
この333万人がみな「自分の人生をコントロールできていない人」とは実に面白いですね。