若い人が貯金をすること程、愚かなことはない

預金通帳
先日、そう年は25歳前くらいでしょうか。
男性から相談を受けました。

「やっぱり若いうちから複利で投資することが大切ですよね?」と。

確かに複利の効果は絶大ですから、yesと言いたくなるところですが、、、
あなたはどう思いますか?

私がその彼に言ったこと。それは、、、
「若い内は貯金などしてはダメ、それよりもやることがある」と言いました。

若い内に経験をしないと、後で後悔することが多々あります。
私の場合は、20歳からクラブやスナックに毎晩と言って良いほど行きました。

当時は、キャバクラと言うものがありませんでした。懐かしい時代。
25歳くらいまで貯金はゼロ。

ここで何を学んだかと言うと、飲み屋のルール。
接待、コミュニケーション、振る舞い方などそれはもう、お金では買えない経験をしました。

この時に培ったコミュニケーション力は私の資産。
言葉に出なくても、しぐさや顔色から相手が何を考えているかを理解し対応する能力。
営業職に役立つことはもちろんですが、あらゆる場面で役に立ちます。

私、弁護士に友達が多いのですが、私の知る限りコミュニケーション能力に長けている弁護士はいません。
飲み屋行ってもまったく口説けない。女性に相手にされないのです。

何故か?

コミュニケーションが独りよがりだからです。
また、瞬時の機転が利かないのです。

法律的に正しいか正しくないか的な思考なので、会話がツマラナイのです。
裁判などでは、文章でやりとりをしているので、瞬時の対応能力が著しく低いのです。
もっとも、飲み屋の女性をバカにしているという態度が伝わってしまっているという要素もありますが。

そのため、弁護士は飲み屋よりも、風俗が大好き。
コミュニケーション能力が無くても金さえ払えば、性的サービスを受けることができますからね。
自分の欠点が露呈しなくて済む風俗はうってつけなのです。


飲み屋のルールなんて知らなくても人生において問題ないでしょ。と思いましたか?
全然違います。

飲み屋のルールは、お付き合いのルールでもあります。

どこでも通用するルールなのです。
例えば人にご飯を奢るというケース。

どのようなタイミングでどう奢れば良いのか?
気持ちよく奢る為にはどうすれば良いのか?
全部、コミュニケーション能力です。

私がサラリーマンだった時代。
社長に奢っていました。

普通は逆ですよね。

もちろん、社長に奢ってもらった回数のほうが圧倒的多数でいうことは間違いありません。
しかし、何か月かに1回は私が奢る。

そんな高いものではありませんけどね。
上手に奢れば、社長の顔を潰しません。
潰すどころかお店の人には、社員が社長を大切にしている会社の経営者だと一目置かれます。

実際、社長もよろこんでいました。
奢られてお金が浮いたから喜んでいたのではもちろんありません。

日頃、奢るという行為は「社長に感謝をしているという気持ち」が表に出たに過ぎません。
これをうれしく思っているのです。

若い得は、貯金よりも金融商品に投資するよりも、まず先にに自己投資が大切です。